わたしが高校生だった頃、プリクラの次に流行ったのが“
名刺作成機”です。
正式名称は覚えていませんが、確か500円程度で20枚ほどのカラー版の名刺が作成できる機械でした。
今思うと笑ってしまいますが、大人に憧れて友達みんなで作って
名刺交換してました。
当時はまだ携帯電話なんて高級品だったから、せいぜい書き込んであるのはポケベルの番号でした。
その後機械は見かけなくなってしまいましたが、プリクラの方はさらに進化していまでも流行しているんですね。
働くようになってからは、本物の
名刺を使うようになりました。
学生の時は片手で「はい、これ。」などと気楽に渡していましたが、社会人となった今では
名刺交換も大事な仕事の一部なので、かなり気を配って相手からの名刺は受け取っています。
「やっだ、この名刺すっごい可愛いー。」なんて、色とりどりで絵がたくさん描かれているおもちゃの
名刺を見て、キャーキャー騒ぎ合っていた頃とは大違いです。
子供の頃には大人に憧れ、大人になると子供時代に戻りたくなる。
今では友達と大騒ぎしていた頃に一日で良いから戻りたいと思ってしまいます。
人ってホント無い物ねだりをする生き物なんですね。